1月16~18日

16日　休暇。職場に立ち寄ってから帰省。ついでに家捜しで見つけた通帳の記帳と繰越し手続き。学生時代、仕送り用に使っていたもの。銀行印が必要のため出直す。あの家のどこに銀行印があるのか。気が遠くなる。
病院で父と待ち合わせて面会。母はよく喋るようになった。相撲の遠藤がどうなったのかしきりに訊いてくる。時刻はラジオで分かるが、日付が分からないのでカレンダーを持って来て欲しいと頼まれる。
「水がおいしくない。薬でも混ざっているの？」と言う。味覚が戻っていないのかもしれない。

17日　午前中家の片付け。とにかく家がモノで溢れかえってる。不要なモノは捨て、使えそうなモノ、食料品はもらうことに。昼から子どもを義母に預けてきた妹がやって来て、父の3人で病院に行く。
帰りにスーパーに立ち寄って食料品を調達。妹は自分の家の食料も購入。母親になると女はたくましい。

18日　午前片付け。帰省の度にお腹、腕、太ももに蕁麻疹が出ていたが、片付けを始めてからあまり出なくなった。絶対散らかった家のせい。午後から面会。その日に何を食べたのか色々話していた。投薬を一時的に中断して、体内の成分値がどれだけ正常値に戻っているのか検証しているとのことだった。
入院してからずっと寝たまま。筋肉が落ちているので自分で起き上がることができない。倒れる前から足の痺れを感じていたという。母の病院嫌いを悔やむ。
面会終了後、そのまま電車に乗り、19時前には帰宅。