36度2分

ブログが普及し始めた2005年から書きなぐっていて、やめどころがわからない

ダガヤ

2年ぶりに名古屋に遊びに行った。


前の旅行は、ひとりでふらっと深夜バスに乗り込み、大学の友人の実家がやっているお蕎麦屋にいくという旅。
確かゴールデンウィークだった。連休前にK藤さんと呑んだときに冗談半分で友人のお蕎麦屋の話になった。それで実際にやってみようと思ったのだ。すぐに安い深夜バスを予約した。

大学の友人には名古屋に行くことを告げず、東京にいるのを確認し普通の客として蕎麦を食べたことを友達に事後報告し驚かせた。個人的には大満足だった。
ちょうどバイクで東京から西方面にあてもなくツーリングしていた友人と名古屋で会い、名古屋をバイクでぐるぐるまわったり、大きなショッピングセンターでバイクの整備用品を買ったり。
その友人とは夜も一緒に食事を食べて、名古屋タワーの下の公園で近くのコンビニで買った酒を呑みながら、眠くなるまでずっとお互いの前の恋人について喋った。
翌日別れて単独で伊勢参り。参拝中にとてつもない豪雨と雷にあい、神様が怒っているに違いないと恐怖すら覚えた。名古屋に戻り、名古屋市内の銭湯に入って再び深夜バスで東京に戻ってきた。
5時頃に新宿に着いて、一旦自宅に戻るも仮眠は取らずにそのまま仕事場に行くというハイテンションな旅だった。(偶然国分寺でさへりに会った)
後日お土産の赤福をそば屋の友達と同じ職場のS木さんと東京でもりもり食べた。



今回の旅の目的は、3月に退職して愛知に引っ越したS木さんに会いにいくため。そして、傷心旅行も兼ねて。
蕎麦屋の友人も帰省中のため、名古屋で3人東京では喋れない話(誰かが聞いていそうでこわい)をたくさんした。
変わらないと思っていたけれど、S木さんは退職したし、お蕎麦屋の友人も大きな決断をしたようだし、私もやっと10年も住んだ家から引っ越した。バイクの友達にも彼女ができた。変わらないことはないんだな。それが何となく切ない。
気がついたら前の愛知の旅から2年経っていた。