36度2分

ブログが普及し始めた2005年から書きなぐっていて、やめどころがわからない

死ぬかと思った上野-谷中-根津-白山

jungyo art studioが毎年企画・運営するconntinue art projectの2005年度プレゼンテーション展を見に行く。今日が最終日だったので。クロージングパーティに図々しくも参加させてもらった。ここ数年メンバーの人と少し遠くなっていたので懐かしかった。色々思うことはあったけれどここでは書かないことにしよう。
ついでに上野でやっている展示も見た。

  • アールデコ展 閉館ギリギリで入ったのがまずかったらしく、大混雑。宝石が展示されている場所には黒山の人だかりが。。。個人的にシャネルなどのパーティードレスが印象的だった。シルエットがすごく美しい。
  • ロシアの絵本作家展 in国際こども図書館。黒田記念館の隣。今までこんな建物があるのに気付かなかった。児童書を取り扱う図書館。

建物が凄かった。東京科学博物館の旧館みたい。壁や柱・階段の手すりの装飾が凝っていて見学しがいがある。耐震工事なのか洋館を覆うように今風の建築がくっついていて、外壁が部屋を区切る壁になっていたりして触れなかっただろう外壁のレンガ窓にも触れたりして興味は尽きなかった。


上野はまだまだ面白いところが沢山ありそうな場所なようだ。
その後池袋の本屋に用事があったので池袋方面に向かって歩く。夜7時過ぎ。途中で駅を見つけて乗ろうと考えていたが、道を間違えたらしく谷中から西日暮里に出たかったのに根津に出て来てしまう。そこで地下鉄に乗ればいいものを夜で北も南も分からないのにも関わらず根津で地下鉄に乗らず、車が多く通るのをあてに歩きはじめた。
地図すら持っていない。ただ東京、とくに都心は親切にも道ばたに地図看板があるので自分が一体どこ歩いているのか何となくは分かるのだけれども…。
頭の中ではこのまま北の方向に進めば山手線にぶつかると思いきや歩いも歩いても一向にどこにもたどり着かない。次第には車どころか人通りも少なくなってくる。
都心といえどもここら辺は店が終わるのが早い。大きなチェーン店はほとんど見つからず。ここで引き返した方がいいのだろうけど一度進んだ道を引き返すのは何となく負けた気がするので最後の最後の手段にとっておく。負けず嫌い。
交通案内板やらバスの時刻表やらを見ながら再びにぎやかな場所に出る。どうやら千駄木をグルグルまわって、巣鴨方面を歩いてたらしい。地下鉄を発見。駅名は白山(はくさん)。…白山眼鏡の白山だと疲れながら思った。
これ以上は道に迷うのは無理と思いここで地下鉄に乗って帰宅。

夜の街探索は命がけだ。