36度2分

ブログが普及し始めた2005年から書きなぐっていて、やめどころがわからない

虫の話

前回、どうしてか何も書かずに投稿したブログをどうしてか最近の記事の中で一番多くの人が見に来ていた。



明日帰省する。
築約60年の実家にはクーラーがない。
毎年言っているが、心配だ。


つい最近まで家には網戸がなかった。
近所に明るいところがないので、当然、夜になると全開の窓から部屋に大量の虫たちが飛び込んで来る。
部屋に飛び込んできた虫をテレビを見ながら掃除機で吸うのが夏の恒例行事だった。
どんどん吸い込まれる虫。床にぶちまけたビーズを掃除機で吸い上げるコマーシャルのよう。
飛んでくる虫はアブラムシ、ニイニイゼミ、カブトムシ、カナブン、カミキリムシ、タマムシコクワガタ、巨大蛾とか枚挙にいとまがない。(蛾を除く名前の知っている虫は掃除機の刑を免れ、1週間ほど虫かごで飼育される刑が待っている)
それが毎晩のことだったので、
しょうがないなーくらいしにか思っていなかったけれど、
虫嫌いな人遊びにきたら、卒倒すると思う。

おかげ様で虫嫌いではないけれども、
都会で生まれなくて良かったと思えるのは、今のところそれくらいしかない。