山藤章二

岩波新書から出ている似顔絵を古本屋で発見。週刊朝日に連載されている読者投稿ページの似顔絵塾やブラックアングルでの似顔絵が有名ですが、本人も言っているように絵のタッチが一様でない。描く絵に合わせてタッチを変えている。その絵のタッチと絵のテーマが凄くあっている。本人は一体どうやって決めているんだろう？感覚？デビュー前の作品も少しのっていて、今見てもお洒落。きっと浪人・学生の頃からかなりの描写力が合ったんだろうなぁ。
ちなみに和田誠が日宣美の大賞をとった同じ年、山藤章二は特選だったそう。横のつながりが見えて面白い。
似顔絵塾はプロのイラストレーターやデザイナーも投稿するくらいでかなりレベルが高く、毎回絵を見てはどうやって描いたんだ？と勉強になることばかり。