36度2分

ブログが普及し始めた2005年から書きなぐっていて、やめどころがわからない

地獄ドライブin埼玉

夕方5時に研究室に打ち合わせを終え、まだ明るかったのでドライブ。今回は自転車でなく、原付。当然どこに行くか決めてもいなく、気の向くまま信号を右折と左折を繰り返す。恐ろしいのは自転車と違って原付は進むのが早い。あっという間に知らない風景になった。再び狭山湖へ。途中、峠を超え、急なカーブを幾度となく曲がり”峠を攻める”という言葉がふさわしい感じ。スピードが出ないから後ろの車(若干ヤン車)にあおられやしないかビクビク。
一度来ているからなんとかなるかと思ったら、懲りずにまた道に迷う。狭山、入間って…。心なしか段々人気がなくなり、茶畑が見えてきた。ここは一体どこなんだ。お店も個人商店やらレトロ感たっぷりな外装の店しかなくなり、「あ・これはまずいかも。」と脳裏を不安がよぎる。赤信号でガソリンを碓認。あと半分。予備タンクにもガソリンがあるものの、これだけで家まで足りるのか。そして所持金500円。道路標識には聞いたことのない地名。「なんでいっつもこんな無計画なことことしちゃうんだろう…。」頭の中は後悔と反省でいっぱい。ここまで来ちゃうと引き返すにも引き返せない。どこで曲がったか忘れたから。

曇っていてどの方角を行っているのかすら不明。漠然と東京○キロとか出てくることを期待。
楽しいことを思い出そうとどうでしょうのことを思い出すもあれは4人、こっちは1人。
そして無計画。元気が出るどころかまた落ち込む。大型トラックに幅寄せをやられ、寿命が縮む。


道路標識に青梅の文字が!
このまま道が分からなかった場合、一度青梅まででて(!)青梅街道を新宿○キロ目指して走れば何とかなるだろう。やった。自分の慣にな内心ビックリ。徐々に知っている名前が出てくる。羽村、八王子など方向を間違えれば洒落にならないので、交差点を慎重に選ぶ。ようやく見つけた大きな道路は車が大挙してビュンビュン走るとんでもない道だった。こんなところ原付で走っていいのか。意味もなく警察に捕まるのではないかとビクビクしながら走る。*1この道以外帰れる道はない。心細い。
最高速度30キロを守りトロトロ走りようやく行きにきた道に出る。
生きて還って来れたことに感謝。寒さで感覚のない腕をさすりながら、無事に家に還ってくることができました。

*1:ちゃんと走っていい道です。恐らく。